【茶会】富士支部 「令和6年チャリティー茶会」 -開催報告-

裏千家淡交会富士支部

2024年08月23日 19:31


時折の雨の中、恒例のチャリティー茶会が開催され
多くの支部会員が集いました。
そして今回から
高校生の皆さんの水屋でのお手伝いが再開されました。


第一席は役員席
床に坐忘斎家元筆の「渓水山雲」を拝し
円能斎好みの綿摘籠に初夏の花々
香合は淡々斎在判利斎の「葦の絵」
遠山棚に大宗匠在判の永楽の「竹の絵」の水指
釜は奏春斎の尻張釜
薄器は一燈箱三代宗哲造の「渦」の大棗
茶杓は大宗匠作の「瀬音」
茶碗は大宗匠箱十代長左衛門造の「飴」の平
替えに淡々斎箱久宝の仁清写「沢瀉」の平
淡々斎箱長楽の「赤」の平
抹茶は大宗匠御好み 祇園辻利の「寿松ノ白」と
夏らしい取り合わせでした。








第二席は青年部席で、テーマは「オリンピック」
床に大松監督筆の「根性」を掲げ
釜は角谷一圭造の富士山釜
御園棚に今岡都造の世界地図水指
薄器は玉栄の「君が代」平棗
茶杓は松長剛山作「かがり火」
茶碗は岡田華渓造金地松茶碗
替はイタリアンベネチアングラス、伊部焼茶碗
夏茶碗、陸上鳥獣戯画茶碗
蓋置はパルテノン神殿、ポルト小ガル鉢の建水
抹茶は小山園の「金輪」
菓子はカヌレとマカロンボーロと
あくまで今夏のフランス大会を意識した取り合わせでした。








青年部の時節に合わせた取り合わせは
まさに 「今年しか出来ない」 柔軟な発想で
来場者の心を躍らせてくれました。






尚、例年通り収益の一部を
富士市・富士宮市の福祉事業の一助に
寄付させていただきましたことを
ご報告させていただきます

(富士支部 事業部)






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