【茶会】富士支部 「令和6年秋の茶会」 -開催報告-

裏千家淡交会富士支部

2025年02月18日 18:07



富士山がくっきり見える
素晴らしい秋晴れの佳き日
富士文化会館ロゼシアターに
多くの支部会員が集いました




第一席は
幹事長を務められたお母様の供養の席として
会員の皆様にとっては 
懐かしいお道具のお披露目となりました


お軸は玄々斎と一如斎合作 富士の松原の絵
香合は玄々斎短冊添 富士の絵蛤香合
花入は玄々斎在判箱 淡々斎外箱
竹吹貫 銘 「呉服」
釜は輿斎造 鵬雲斎大宗匠好箱 鶴雲釜
表完造の知足棚に 永楽造 竹の絵水指
11代宗哲の雲錦蒔絵松ノ木溜大棗を飾り
茶杓は淡々斎 銘 「田子の浦」
主茶碗は惺入 黒 銘 「平常心」
替は永楽の紅葉絵
松古窯 淡々斎手造の富士の図茶碗
永楽造 緑交趾の銘々皿に
山路晩秋のお菓子が映えて
追悼の席にふさわしいお席でした










第二席は立礼席で
お軸は泉涌寺第153世長老川村俊朝筆
「円相 日々是好日」



香合は人間国宝の川北良三造 
三保の松原羽衣の松二十の内
鬼丸碧山造の高取の花入には秋の花が入り
御園棚には 鵬雲斎大宗匠箱
輿斎造唐松地紋鶴首の釜と
翠嵐造の青交趾六瓢の水指
近左造の鵬雲斎大宗匠御好在判箱
朱菊絵溜塗大棗
茶杓は大亀老師 銘 「露」
主茶碗は鵬雲斎大宗匠箱 陶兵衛造の萩鹿背
替茶碗は坐忘斎家元箱 桐山造の秋草





錦秋のお菓子が美しく 華やかなお席でした



文化会館の催しものが重なり
当日は会場の駐車場が大変混みあいました
一定の時間帯に来館者が集中するためと思われますが
準備や茶会にいらっしゃる会員の皆様に
ご迷惑をおかけしました
駐車場の情報については 支部ブログにおいて
事前に出来る限りの情報を配信しておりますので
是非ともご参照・ご活用くださいますよう
お願い致します

予約制に関しては かなり定着してまいりましたので
お待たせすることや混みあうこともなく
静かに茶会をお楽しみいただいていると存じます
(富士支部 事業部)

















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