2025年04月01日
【茶会】富士支部「令和7年チャリティー茶会」 - 予告 -

一社)茶道裏千家淡交会富士支部では、
恒例の「チャリティー茶会」を
下記の日程で開催いたします
日付:令和7年7月13日(日)
場所:ロゼシアター4階
詳細は、改めてご案内させていただきます
恒例の「チャリティー茶会」を
下記の日程で開催いたします
日付:令和7年7月13日(日)
場所:ロゼシアター4階
詳細は、改めてご案内させていただきます
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◆令和7年度淡交会富士支部の行事予定は→こちらから
◆令和7年チャリティー茶会に関する記事は→こちらから
◆富士支部主催の茶会の様子はこちらからご覧いただけます


2025年03月05日
【茶会】 富士支部 「令和7年 初点茶会」 -開催報告-

新年恒例の初点茶会が富士市文化会館で行われ
多くの支部会員が集いました
茶席は役員席と青年部席で、共に薄茶が供されました
役員席は
床に鵬雲斎大宗匠筆の「雪晴天地春」を拝し
青竹に結び柳・鶯神楽・曙椿と新春らしい設えでした


真台子に松古窯 佐久間勝山造紅毛の皆具
釜は浄長極の天猫釜
炉縁は鵬雲斎大宗匠好在判箱 光秋造三輪蒔絵と
華やいだ取り合わせでした
薄器は鵬雲斎大宗匠在判箱近左の唐松蒔絵の平大棗
茶杓は淡々斎の「若竹」
替茶碗に永楽の暦手と 新年を寿ぐにふさわしいお席でした
青年部席は
床に前田昌道筆の「彩鳳舞丹霄」を掲げ
五色の色鮮やかな鳳凰が舞う朱く染まった空を
不織布で表現した設えでした


舞い上がる飛躍の年となるように
跳ねる兎型の茶杓「初笑」
舞う蝶々の菓子「てふてふ」と
新しい年への大きな躍進が感じられるお席でした

また、今年が昭和百年であることから、
百一飛躍に結びつけ
待合や席中に年間の青年部の活動の様子や
富士青年部発足以来の思い出の写真で
数字の100を描いた掲示をする等の
設えが工夫されたお席でした
数多の写真のなかに
ご自身の青年部時代のものを発見して
思い出話に花が咲いた方も多いかと存じます

雲一つ無い青空にくっきりと富士山が見える
素晴らしい好天となり
多くの支部会員が集い、華やかな茶会となりました

会場である文化会館のホールでのイベントと重なり
駐車場が混雑して、茶会の会場まで時間通りに
来ることがたいへんだった方もいらっしゃいました.
駐車場確保は、多くの行事での今後の課題だと思います
入席の予約制が定着し、混雑も無くゆとりをもって
席を楽しんでいただけたと思います
学校茶道の高校生が水屋の手伝いに入りました
若い力が頼もしく感じられました
(富士支部 事業委員会)

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2025年02月18日
【研究会】令和6年12月7―8日 研究会(炉) ―開催報告―

本年度 第3回・第4回の研究会が
お家元より 石川宗浩先生をお迎えして開催されました


1日目(第3回)
唐 物 (宇佐美宗好社中)
後炭所望 (村上宗路社中)
茶通箱 (﨑口宗美社中)
〈床〉松無古今色(鵬雲斎大宗匠筆)
〈花〉白侘助・錦木 〈花入〉古銅
〈主菓子〉練り切り ひいらぎ・寒椿 (菓子処たかぎ)
石川先生より
「研究会はおさらい会や発表会の場ではないので
いつものお稽古のように」
とのお言葉がありました
唐物では、茶入についてやその扱い、
道具組(茶入にあった茶碗・茶杓など)の
選び方についてのお話を頂きとても勉強になりました
後炭所望では、上げた胴炭が割れた時と割れない時の
炉中への戻し方や、
輪胴の扱いについてのご指導を頂きました
中々練習する機会がなく、
その時々で炭の残り具合も違うので難しいと感じました
茶通箱は小習いの総集編、
点前や亭主と正客の問答・合図などしっかり区別して
覚えなくてはいけない事が沢山あり繰り返しお稽古して
身につけなくてはと改めて感じました
2日目(第4回)
初 炭 (渡邉宗麻社中)
棚 丸卓 濃茶 (矢野宗悦社中)
棚 丸卓 薄茶 (和田宗佳社中)
棚 丸卓 花月之式 (睦会)
〈床〉萬里無片雲(鵬雲斎大宗匠筆)
〈花〉水仙 〈花入〉備前面取耳付
〈主菓子〉練り切り 木守り・立花 (菓子処たかぎ)
〈干菓子〉麩の焼き 京の冬景色・打ち菓子 山茶花
2日目も初日に引き続き
良いお天気に恵まれての研究会になりました
初炭では、男性の点前での袴の着付けについてや
立ち居振舞いについて、
気を付けると良い事を教えて頂きました。
特に男性会員の皆様には、貴重なお話しだったと思います
濃茶・薄茶では、円相を意識して点前をすることを
心がけることが大事だという事や
柄杓の扱いについてのご指導をいただきました
花月之式では、五感を働かせ相互合わせることや
折据の扱いなど意識することが大切で
時間ばかりを気にせずに、点前の所作を丁寧に
行うように・・・とのお話があり、感じ入るものがありました

研究会は
書籍やWeb上では決して得られない
貴重な体験が出来る修練の場です
来年度も 是非とも積極的にご参加いただきたく
お願い致します
最後になりましたが
石川宗浩先生
二日間にわたるご指導、誠にありがとうございました
(富士支部 修練部)

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